「メンバーシップ」を運営するのに役に立つ情報を集めました。
目次
動画版はこちら
※ 2022年7月から、「サークル」は「メンバーシップ」へバージョンアップしました。動画の内容は旧サークルの内容が含まれています。
メンバーシップとは
メンバーシップとは、あらゆるジャンルのクリエイターがコンテンツを投稿することで、
ファンや仲間があなたの活動をサポートできるようにするための月額制サブスクリプションです。
記事・マガジン・掲示板・ニュースレターなど、目的にあわせた方法でコンテンツを届けることができます。
▼ メンバーシップとは
▼ メンバーシップの楽しみ方(オーナー向け)
▼ noteのメンバーシップ
1. メンバーシップをはじめるための準備
メンバーシップ開設ページはこちら
■ メンバーシップ名
クリエイターにつきひとつのメンバーシップをつくることができます。テーマに合ったメンバーシップ名をつけましょう。なお、メンバーシップ名はあとで変更可能です。
■ メンバーシップ概要
メンバーシップ概要欄では、どんなメンバーシップかを紹介することができます。どんなメンバーシップをやろうと思っているのか、メンバーにはどんなスタンスで参加してほしいか(積極的に参加してほしい or 静観もOK or ぜひコメントしてほしい、など)をできるだけ詳しく説明してみてください。具体的に書いたほうが、参加人数が増える傾向があります。
メンバーシップ概要はメンバーシップページの上部に表示されるため、目につきやすいです。大切な項目なので、しっかりと記入しましょう。
■ プラン名
メンバーは、メンバーシップに入らないと掲示板や、特典記事を見ることができません。そのため、そのメンバーシップで何をやるのか、シンプルでわかりやすく具体的なプラン名にするのがおすすめです。
また、動画でもメンバーシップのつくり方を解説しています。以下の動画よりご覧ください。
2022年5月から、メンバーシップのカバー画像を作成する際にCanvaを使用することができるようになりました。(iOSアプリ、Androidアプリはこの機能に対応していません。スマートフォンでメンバーシップのカバー画像にCanvaを利用したい場合は、ブラウザからメンバーシップの作成を行ってください。 2022年5月16日現在)これにより、あなたらしさやメンバーシップの特性を読者により印象づけやすくなります。詳しくはヘルプページ「見出し画像、マガジン、プロフィール、メンバーシップのカバー画像に「Canva」を活用する」をご確認ください。
2. 長く続けるための設定のコツ
■ プラン数
ファンのニーズに合わせて、最大5つまでのプランを公開することができます。(※ プランは最大21個作ることができます)コミュニティ運営に慣れていないひとはまずは、1つからはじめてみましょう。運用が軌道に乗りはじめたら、プランを2つ、3つ、つくることをおすすめします。上位プランは特典記事・マガジンの紐づけや掲示板投稿をできるようにするなど、創作活動の延長で提供しやすい内容を考えてみましょう。
■ 月額の会費
例えばコーヒーやランチ代など、比較対象がわかりやすいものの金額ではじめるのがおすすめです。ほかにも、イベントの会費として使うなど、会費の値段設定に理由があるとなおよいです。
※ メンバーシップの会費は以下の範囲で決めることができます。
通常会員:100円〜50,000円
プレミアム会員/note pro会員:上限100,000円
※気軽に参加してもらいやすくするために、初月参加料を無料にする機能もあります。くわしくは設定方法などをご覧ください。
※ 一度決めた会費の金額は途中で変えられません。変える場合はプランの作り直しが必要になります。
■ 特典
特典の箇所を読むことで、メンバーはこのプランでどんなことが行われるかを知ることができます。無理なく続けられることを書くのがおすすめです。
特典は、あとで追加したり削除することができます。
特典を増やす場合は、メンバーにとってはお得感が増しますが、
運営側のみなさんにとって無理のない特典に収めるのがおすすめです。
特典を減らす場合は、メンバーが「想定していた特典が得られなかった」と不満に感じないよう、事前にお知らせする・別のプランを作るなどの対応をお願いします。
参加者に対してプレゼントや特典などを提供する場合は、景品表示法における「景品類の規制」で決められた上限金額、総額の範囲内で行いましょう。
特に気をつけていただきたい景品類の規制は、以下の2つです。
リンク先を参考に特典の上限金額を決めましょう。
1. 抽選・先着などで特典を提供したい(一般懸賞に関するもの)
2. 全員に対して特典を提供したい(総付景品に関するもの)
3. メンバーを集めるためにすること
■ 告知
メンバーシップをつくったら、ご自身のSNSやnoteで告知をしましょう。メンバーシップのURLとともにどんなメンバーシップなのか合わせて紹介すると、興味を持った人が参加してくれる可能性が高まります。
note以外ですでに活動場所を持っている場合は、 普段活動している場でご自身のメンバーシップについてシェアしてみましょう。
Twitterのプロフィール欄にnoteのメンバーシップページのURLを貼り付けたり、YouTubeの動画の最後や概要欄でメンバーシップを紹介するのもいいでしょう。
すでにいるファンの方のなかから支援者を募るほうが、一から支援者を見つけるより支援を集めやすいです。 そのために、まずはメンバーシップの存在をファンの方に知ってもらうきっかけをつくりましょう。
また、メンバーシップに関するnoteを書いたら、まだ入っていないひとも見れるように「メンバーシップの説明」として設定をしましょう。
■ メンバーシップの説明記事を設定する
未加入者に自分のメンバーシップを紹介するために、 記事を1つだけ「メンバーシップ未加入者向けページ」に表示させることができます。
▼メンバーシップ未加入者向けページ
メンバーシップについて書いた記事を公開したのち、 右部分にある [・・・] をクリックすると、[メンバーシップの説明に設定] という表示が出てくるので押下します。
4. メンバーシップを好きになってもらうために
■ 返信頻度
コメントや返信をしても何も反応がないと、メンバーのモチベーションが下がってしまいます。自己紹介やコメントをしてくれたひとには、できるだけ早く返信したりスキを押したりしましょう。返信をくれたメンバーには褒めたり表彰したりするのもおすすめです。
■ 投稿内容
最近オススメの本、記事、情報など、気軽にコメントできる投稿をしたり、メンバーに質問してみてください。こまめにコミュニケーションを行うことで、メンバーシップ内の交流が活発化します。ほかにも、どんな投稿をしてほしいかをメンバーに質問してみるのもひとつの手です。
■ 運用のコツ
メンバーシップ内で投稿した内容をSNSでちら見せしたり、新メンバー向けのマナーをまとめた投稿を固定表示したりしてみましょう。固定表示の設定方法は こちら 。もし余力のある方は、リアルイベントをするとメンバーシップ内の交流がさらに活発化します。コミュニケーション用に外部サービスを検討する(Slack、Discordなど)のもおすすめです。
また、反応してもらえるように、スキ・コメント・シェアを促しましょう。積極的に参加してくれるメンバーを大事にしましょう。
5. メンバーシップ事例
メンバーシップ開発メンバーが考えた活用アイデアを6つ紹介します。
コンテンツを収益化したい
自分の作品に価格をつけて、ファンに向けて販売することができます。
具体例
- 完成したコンテンツを販売
- 制作の過程を限定的に公開
- コンテンツ掲載+掲示板でファンと交流
- スキルや経験をシェア
ファンだけに情報を届けたい
自分が届けたい相手に向けて、適切に情報を公開できます。
具体例
- ファン向けの限定情報を公開
- ファンとコミュニケーションを取る
活動を応援してほしい
自分がしている活動に、ファンが参加するための場所をつくることができます。
具体例
- ビジネスやプロジェクトの賛同者を募集
- 好きなものでつながる仲間をみつける
- 参加者と一緒にプロジェクトを進行する
データを配布したい
画像、動画、音声など、自分に合った表現方法で自由に作品を投稿できます。
具体例
- 画像データやIllustratorのサンプルデータを配布する
- ExcelやNotionテンプレートを配布する
セミナーを公開したい
メンバーシップの参加者に向けて、セミナーやイベントを開催できます。
具体例
- ビジネスや学習のためのセミナーを開催
- 趣味に関するセミナーや同好会を開催
リピーター向けの特典を提供したい
割引特典やプレゼント特典がついた会員制クラブやコミュニティを開くことができます。
具体例
- 割引や特典など直接的なメリットを還元
- 企業のユーザーコミュニケーションに活用
上記のほかにも、すてきなメンバーシップの事例をこの記事にまとめています。
▼運営の参考になりそうな、すてきな活用事例をまとめました
6. よくある質問
メンバーシップについての質問は、ヘルプページの「よくある質問」を参照ください。